第二種電気工事士の仕事の練習


第二種電気工事士免状が交付された。

2015年9月14日~1日がかりで,仕事の練習のため自宅のスイッチとコンセントの交換作業を行ない,40年前施工の古いタイプのスイッチをほぼ新しいタイプにした。

施工業者で行った40年前施工の古いタイプのスイッチ


施工業者に20年くらい前に施工してもらった最近も使用されているタイプのタンブラスイッチ(異時点滅のホタル付)


ここからは,40年前施工の古いタイプのスイッチを新しいパナソニック コスモワイド21シリーズに交換した写真です。

3個+2個組合せスイッチと2連取り付け枠


バスルームと洗面所,換気扇,コスモワイド21シリーズのホタル付3個


応接間のシャンデリアとオーディオ用のダウンライト

  • (スイッチプレートとハンドルの色は,当方が取り付けたものはホワイト。他にベージュと利休色がある)

湯沸かし器(施工業者が付けてくれたもの)と当方が取り付けた勝手口のコスモワイド21スイッチとコンセント2個口付2連枠

  • 今回取り付けた2連枠の左の2個口コンセント部分には,施工前は湯沸かし器用の電源スイッチと同時点滅のパイロットランプがありました。この湯沸かし器用の電源スイッチとパイロットランプは必要ないので回路を変更し,スイッチとパイロットランプを廃止。そして電源線を湯沸かし器の室外機用コンセントと下の写真の左2個のコンセントに直結しました。この作業は,唯一の電気工事と言える作業でした。

階段の3路スイッチ(オンオフを2組にて行うスイッチ)


ここから施工不良?

2階廊下3路の他方側

  • 柱とスイッチの隙間に壁の穴が見えていますね。直さないと…(^_^;)

1階トイレは,ホタルとラベルのないハンドルのコスモワイドで一番安いタイプです。

  • ケチりました。ハンドル50円,プレート50円,金属プレート50円,スイッチ本体150円くらい
    (ホタルが付いてないのでスイッチの場所が夜分かりにくい)(上部のタイル,メジのヒビは当方が取り付けた時,取り付け穴を拡張する作業で入ったものですが,こゆヒビは仕方ないのかな?後でメジを上から塗り直す作業が必要かと思います。)

2階トイレは,ホタル付を付けました。

  • (壁のヒビは,地震があった時に施工業者が40年前に工事したスイッチボックスの取り付け穴,左下角から入ったものです。このようなひび割れは予想できません。ちなみに,当方の施工で出来たヒビ割れではありません。)

明かりセンサー付のフットライトと1個口コンセント(これは,コスモワイド21の規格ものではありません)

  • 左の汚れた線は,40年前施工のスイッチボックス隙間からの湿気で付いたものと思われます。

ここから二日目のインターフォンの中継器増設作業

2階にアイフォン親機を取り付ける


柱横に信号線をはわせた


電源は,直接コンセント配線から引っ張り…コンセントをつぶしカバーに変更した

  • しかしこのカバーの所にナイトライトとコンセント(掃除機用)が欲しので,コスモワイド21のナイトライトを検討した。コスモワイド21は,カバーの幅が旧タイプと比べ一回り広い。そのため,プレートの取り付け穴を上部に約10mm動かさなければならなかった。ちょっと工夫したが何とかコスモワイドが取り付けられ,埋込熱線センサー付ナイトライト(明るさセンサ・コンセント付)AC100V 0.6W コンセント 15A 125V 型番WTF 4065Wに変更↓

  • WTF4065Wは,人感センサーの感度がバッチリで人が来るとパッとフットライトが点く!これを選んで正解だった。
    コスモワイド21のカバーは,インターフォン中継器用電源100Vの取り出しのため,切欠きを設け改造した。

天井転がし配線取り出し穴付近


以上,当方の行なう電気工事のお仕事練習風景は,こんな感じです。

雑感:電気工事は,通常,通電したままで配線工事を行うので,感電に注意しないといけない。
また,一つ間違えると火が出るのでかなり神経を使う仕事である。
回路を検討し,配線図へと頭でだいたいで変換して,直感的にこれとこれをつなげばいいのだと,思った。
接続する電線同志は,同電位のはず。つまり電線間は,0ボルトのはずだと考えた。
そしてそこを配線する前には,接続点をテスターで当然チェックする。
すると,0ボルトであるべき端子間が数十ボルトあったのだ。当方の理屈では,0ボルトなのに…。
何度も差し込みコネクタの接続線を抜いて,色々な部位をテスターでチェック。
なんで0ボルトでないの?まったく分からない。電圧があれば,接続すると電流が流れるではないか。
わからない。
そこで,頭を休め,実際の配線からしばらく離れ,机上での検討に入った。
すると,すぐ閃いた。他に負荷が並列につながっているのではないのか。
しかし,そんな負荷は見当たらないなぁ。やっぱり違うような気がしてきた。
そのように考えていると考えるのが段々面倒になってきた。
それで実際の配線に戻って,えい!やったれ!とその間を接続してやった。
すると,おっ!火花は出ないゾ。
それどころか,当方の予想に反して,接続機器はすべて正常に動いた。
それじゃ漏電か?またいらぬことを考え出した。
実際に全ての機器が正常に動作しているにもかかわらず,自分の理屈とは合わない現象が起こっている気持ち悪さ。
納得がいかない。
ということで今日は眠れない。

まだまだ,本当の仕事にはなりませんね。(笑)

2015年9月14日